素敵な素敵な旅は、まだまだまだまだ続きます。
はじまり
旅をしようと決めて、思いがけず初めに起こったのは膿出しでした。
自分が把握しているものではなく、今世の起源からのもので、0歳児の頃の感情が溢れて止まりませんでした。
割愛しますが、心が凍てつくほどに孤独で、息ができないほどに寂しい。度々悩まされ翻弄される感情をとっくに乗り越えたと思っていましたが、ただ、蓋をして理性が勝てていただけで、何も解決できていなかったのです。
自分で、しっかり受け止めてあげないといけない。そう悟って、溢れ出るものは微細な言い回しまで拾い集めて、ノートに書いて、それから心の中を整理するように書いて整理しました。
そして、自分へ返事を書きました。どうして?なぜ?にすべて真心で返しました。
そうやって、見えてきたものと、これまでの体験の中でもらってきたメッセージのかけらをつなぎ合わせて、やっとわかったことがありました。
長年、幾度となく苦しんだそれは、ここだよ!と呼びかけるかのように感情を伴って、握りしめて生まれてきた、迷った時の道しるべでした。
「これが何かわかるまで、私はたくさん泣くかもしれない。でも、いつかちゃんと思い出す^^信じてる^^!」と、私が私に握らせた乳白色に優しく輝く宝珠でした。
信頼は、自分の尺度で期待することではなく、まずは受け入れることなのだと体験をもって学ぶことができました。
自分自身と、付随するものと。
自分自身の奥底に眠る癒えない寂しさ。
自分の一部だと信じて止まなかったそれは、自分の目指す場所を忘れないようにするためのものでした。
感情とは真我そのものではなく、真我を目指す道すがらにある、「ここだよ!」と教えてくれる道しるべの隠れ場所なのかもしれません^^
この気付きを皮切りに、ありのままの自分と、ありのままの自分の一部と思って疑わなかった付随したものとを分別する作業が始まりました。
真我とは、なんて自由で身軽な存在なのでしょうね。
心が踊ります。
涙が出るほど、愛おしい。
全ての出来事が、真我と出会い、真我をさらに輝かせるためのきっかけに過ぎないことを肌で感じ始めました。
頭ではわかっていたはずなのに、この不思議な感覚と、脳内の大きなスクリーンに蘇る過去生の映像が去来します。
感じる空気感、見覚えのある面影のあるキラキラと輝く素敵な笑顔たち。映画のワンシーンを切り取ったような出来事。目の前で起こる魔術や、話し声。楽しそうな日常。素敵な髪色の女神のような女性の、包み込むような明るい笑顔に溢れた集まり。差し伸べてもらったあたたかいたくさんの手に心からの安らな気持ちをもらっていたこと。私、この人たちのこと、本当に大好きだったな・・・。
今と、過去と未来が繋がって、見えていた世界は更に広がり始め、手を取り合い同じ目的を達成しようと共に歩んでくれる仲間を、涙が出るほど愛おしく、尊く、そしてありがたく感じ入ります。
出会いと別れの真髄は、自分自身との出会いと別れだと書きましたが、どうやら、それだけではなさそうです^^
繋がる手が、遠い日の約束を・・・教えてくれています。
焦らずゆっくりと
どんなに想いが募ろうと、私と同じように、エンパス体質の人たちには焦りは禁物です。^^笑
この先も、自分の実力の中でではありますが、できるだけ揺るがないように、忘れないように、ありのままの自分を都度都度確かめながら、ゆっくりじっくり、歩きだします。
自分の感情に溺れないように、他者のそれぞれの個性に流されないように、どんな事態にも真我の真偽を見抜けるように、すべての選択を受け入れられるように、まだまだ確かめるように少しずつ歩みます。
「急がば回れ」とはよく言ったもので、急いで急いで些細なことだとジャッジして目を瞑って突き進もうとしてきたことで、とんでもない足止めをくらっている今。笑
どんな些細に思えることとも、「時間が解決する」と時間に責任を押し付けたこととも、しっかり向き合って、全ての膿出しをできるように心を整えます。
膿出しをやりきれないと、浄化はしきれません。どこかに病巣があっては、そこを体液やエネルギーが通るたびに淀みます。
「私よ。もう逃がさないぞ。」というところまで来ました。笑
ありのままの自分は、まだまだ先に
ありのままの自分は、まだまだ遠くにいます。遠くと言っても、私の遥か奥。外にいるわけではありません。
感じようとすれば、服越しに「ここにいるよー」と答えてくれます^^笑
不思議なもので、ありのままの自分を感じると、色々な景色が広がります。
そして、ネガティブな色々な感情は、消えていきます。瞬間的に出てきても、すぐに消失します。
特に、度々悩まされる特定の嫉妬心の種は、不思議なほど簡単に消失していきました。
ありのままの自分に出会い、更に輝かせる旅。。。
何のためにここへきて、ここにいるのか、握って生まれたあの宝珠を抱きしめて、連綿と続いていく旅路をいつも想おうと思います。
いつも一緒だよ^^と、はんなり笑いかけてくれるこの桜のように、私もまた出会う人のお心の中に花を咲かせて差し上げられる真我へと帰っていきたいと思います。
皆様も、どうか、素敵な素敵な旅を。
この記事はシリーズものです。関連記事は上のリンクからご覧ください。